ビタミンEの主な働きは?
ビタミンEは、美容の意識が高い人が注目してるイメージがあります。
それはどうしてだろう?
ビタミンEの主な生理作用としては、
- 抗酸化作用
- 細胞膜の安定化
- 血行促進
って感じです☆
うん、なんとなく理由が分かった(°▽°)
まずなんといっても強い抗酸化作用があるビタミン♫
抗酸化力があるって何が良いかっていうと、酸化を防いでくれる、つまり老化の予防になりますね☆
不飽和脂肪酸は体の細胞膜の構成成分、とアブラの記事でお伝えしていますが、不飽和脂肪酸の弱点は酸化されやすいこと。
そんな酸化しやすい不飽和脂肪酸の酸化をビタミンEは防いでくれます!
それから、動脈硬化を引き起こすLDLコレステロールの酸化も防いでくれて、過酸化物質がつくられるのを抑えてくれる働きがあります!
それはあからさまに健康に良いのが分かるっ(°▽°)♫
それと、血行をよくする働きも有名ですね(^^)
そういったところから、頭痛や不眠、手足の冷え、肌の老化防止など、色々役立ってくれる嬉しいビタミンなんです♫
こんなビタミンEは若返りビタミンとも言われてます☆
なんて素敵な響きなの!☆.:(*´∇`*).:*・゜
疲れた時やストレスが溜まった時にも積極的に摂ることがオススメの栄養素です(^^)
どんなものから食べる?
ビタミンEが多い食品としては、
植物油、種実類、魚介類
とかですね☆
ビタミンEはα-トコフェロールとかβ-トコフェロールとか、色々種類があるんですが、α-トコフェロールがもっとも生理活性が強いとのことで、α-トコフェロールの量で参考情報伝えますね☆
例えば植物油だと、
- サフラワー油→27.1mg
- コーン油→17.1mg
- オリーブ油→7.4mg
100gあたりに含まれてます。
同じく100gあたりの種実類や魚介類だと、
- アーモンド→30.3mg
- 落花生→10.1mg
- うなぎ→7.4mg
- たらこ→7.1mg
- まいわし→2.5mg
こんな感じです。
そしてビタミンEの目安量は一日のうちで、
成人男性は6〜7mg
成人女性は5〜6.5mg
って感じですね。
目安量はこのくらいの量を摂っておけばおそらくみんな不足してしまうことはないと思うよっていう指標です。
耐容上限量については一日で
成人男性750〜900mg
成人女性650〜700mg
ですね。
耐容上限量はこれ以上の量を摂ると何か健康を害する危険が出てくるかもよっていう指標です。
ちなみに2018年の国民健康・栄養調査では、
男性平均7.0 mg
女性平均6.4 mg
のビタミンEを一日のうちで摂取しているようですね。
不足しやすいって訳ではなさそうね(゚∀゚)
過剰症はある?
耐容上限量があるものだと、摂り過ぎたらどうなるかが気になるところ。
ビタミンEを摂り過ぎちゃうと、出血や筋力低下、疲労など、そういったことを起こす可能性があるようです。
若返りのビタミンと言えど、過剰摂取になったら本末転倒ですね…!!
とはいえ耐容上限量と日本人の平均的な摂取量を考えると、普通の人なら危険がある程ビタミンEを摂ってしまう、ということはなさそう☆
不足したら?
ではこの素敵な若返りビタミンが体に足りなかった場合、どうなっちゃう??
まず懸念されるのは、細胞膜の機能が低下して老化の原因となっちゃうこと。
あとは、貧血を起こす場合もあります。
細胞膜の脂質が酸化されて、赤血球寿命が短縮しちゃうんだって!
赤血球が破壊されることによって起こる貧血を溶血性貧血って言うみたいですが、このタイプの貧血の原因のひとつとして、ビタミンEの不足、ということもあるらしい。。
普通にお食事してたら大丈夫だと思いますが、栄養の偏りとか食事を過度に減らすようなダイエットなんかは気を付けましょうね☆
効率よく摂りたいっ!
この魅力的なビタミンEを効率よく摂るには?!
ビタミンEも脂溶性ビタミン☆
油に溶けるビタミンなので、油で炒めるとか、ごまやアーモンドなどの種実類と一緒に摂るとかが良いビタミンですよー(^^)
そして同じく抗酸化作用の強いビタミンAやビタミンCと一緒に摂るのはとてもオススメ♫
抗酸化ビタミン、その名もビタミンACE(エース)☆
ビタミンAとCとEは、一緒に摂ることで抗酸化作用を高め合います!
それぞれのビタミンが協力し合って抗酸化作用を発揮したり、吸収力もお互い高めるだなんて素敵♫
免疫力アップ、老化を早めない、肌荒れ対策…
そういったことに抗酸化ビタミンのこの組み合わせで効果が高まります☆
せっかく摂るならまとめて一緒に摂ろう(^^)
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