ビタミンKの主な働きは?
ビタミンKって、止血ビタミンとも呼ばれてるんです。
それはなぜかというと、ビタミンKが血液凝固因子を生成するという働きがあるから。
つまり、怪我して血が出ちゃった時とかに、血を止めてくれるのに大事なビタミンってことですね☆
他にも働きがあります☆
ビタミンKは、カルシウムが骨に沈着するのを助けるタンパク質を合成するのにも欠かせないビタミンなんです。
だからカルシウムを補うサプリでビタミンKが一緒に含まれてるものもありますね。
あと、ビタミンKそのもの、という話ではないのですが、ビタミンKを多く含む食品は食物繊維も含んでいる食品が多いです。
そうなると、腸内環境を整えることにも期待できますね(^^)
どんなものから食べる?
さて、どんな食べ物にビタミンKが多いのでしょうか?
代表的なものは、納豆☆
糸引き納豆100gあたり、600μgのビタミンKが含まれてます。
それから葉野菜ですね☆
- モロヘイヤ→640μg
- 小松菜→320μg
- ほうれん草→270μg
100gあたりに含まれるそうです。
ビタミンKの目安量としては、成人男女ともに一日
150μg
です。
この量を摂っておけば、おそらく通常なら不足してしまうってことはないだろう、と考えられています。
2018年の調査によると、1日で大体、
男性252μg
女性239μg
平均で摂取しているようです。
目安量クリアしてますね(^^)
ちなみに天然に存在するビタミンKは2種類あります。
ビタミンK1とビタミンK2
ですね☆
ビタミンK1は、緑黄色野菜や海藻類、緑茶、植物油などに含まれるフィロキノンと呼ばれるもの、
ビタミンK2は、腸内細菌によっても合成されるビタミンメナキノンと呼ばれるものです。
動物性のものや、納豆菌で生み出されるものはビタミンK2になります。
過剰症はある?
一日の摂取量として、これ以上の量は摂らないほうが良いという基準になる耐容上限量。
脂溶性ビタミンは全部耐容上限量があるかと思ったら、実はビタミンKは耐容上限量の設定がないんです!
え!なんで!?(°_°)
調べてみたら、ビタミンKを大量に摂取して何か害になることが起こったという報告は特にないようです。
成人では1日45,000μgまでの摂取量は安全とされている、なんて情報もありました。
そんな量、摂れないわっ!(°_°)
とはいえ!ビタミンKならではの注意点もあります!
ビタミンKはお医者さんから控えるようにと言われている人も少なくないと思います。
ビタミンKは止血ビタミン。
血液の凝固を促進する働きがあるので、血栓症がある人だったり、抗凝固剤を処方されてるような人は、摂取を控えるよう言われているはず。
お医者様から指示が出ている場合は気をつけよう!
そう言われたら、ビタミンKを沢山摂ると血栓できやすくなるのでは…?!
と心配になった人!
ハーイ!ヽ(´o`;
血栓の形成って、複雑な過程を経て制御されてるんだって☆
だから健常な人がビタミンKを大量に摂取したからといって、すぐに血栓ができやすくなるってわけではないとのこと(^^)
良かった〜ε-(´∀`; )
不足したら?
次はビタミンKが足りなくなってしまったらどうなるかみてみよう!
ビタミンKは止血ビタミン。
3度目(°_°)
もうお分かりの通り、不足すると血が固まるのに時間がかかります。
そうすると、内出血だったり、鼻血とか、女性だと月経過多なども起こってくることがあります。
慢性的にビタミンKが不足しちゃうと、骨粗鬆症や骨折を引き起こすらしい!
ここでひとつ、良いニュース☆
実はビタミンKは腸内細菌によって合成されるんです。
ここへきて新情報!(゚д゚ )
ということで、欠乏症はまれなんだって。
でもね、腸内細菌が減っている人は不足しちゃうかもよ!
抗生剤などを長い期間飲み続けてる人とか…
あとは、肝疾患で胆汁の分泌が悪くなってる人!
なぜかというと、ビタミンKの吸収には胆汁が必要だから。
健康な人ならあまり心配する必要はなさそうですね☆
効率よく摂りたいっ!
ビタミンKは油に溶けるビタミン☆
油で炒めたり、ごまとかアーモンドとか、種実類と一緒に摂るのが良い成分です(^^)
健康な人が普通にしてたら、意識して摂ろうとしたり、摂り過ぎに注意したりする必要は特になさそう☆
健康的なバランス良い食事をしていこう♫
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